【VIPフライト研修1日目】
「本日はご搭乗ありがとうございます。当便はBS航空297便〜行き、機長は……」
一見よくある機内アナウンス。おかしいのは、やけに広いファーストクラスの座席とCAの格好。…10名のVIP席に1人ずつCAが付いており、それぞれ名札の下に〇〇様専属、と書かれた金のプレートが光っている。下着の見えそうな短いスカートに、1サイズ小さいのかぴったり張り付いて胸が強調された、窮屈そうなシャツとジャケット。ジャケットのポケットからはどぎついピンク色のコンドームのパッケージが覗いている。まるでAVのようなそれに、疑問を呈すものは誰もいない。それもそのはず、BS航空297便は通称おまんこ便と呼ばれるこの国唯一の性接待専用航空機である。
BS航空に入社した中でも厳しい身体審査をパスした者だけが専属CAとして配属される297便は、こちらも厳しい審査をクリアしたVIPそれぞれに1人ずつ専用オナホとしてCAがあてがわれるシステムになっている。
そんなBS航空297便にまた1人、新たなCAが配属された。彼女の名前は髙羽史。不安げな顔で立つ彼女は、同期3人と共に初フライト前最後のテストに挑んでいた。
「…ぁ、え、っと。……297便、CAに着任いたしました、髙羽史、です…お、おまんこチェック、おねがい、します…」
「声が小さい」
「っ、おまんこチェック、お願いします…!」
広い座席で客を跨ぐように膝立ちになり、早くも泣きそうな顔で短いスカートをたくし上げると、オープンクロッチの黒パンストからつるりとした女性器があらわになる。
「…へえ、剃ってるんだ。別に規則じゃなかったと思うけど、君の趣味?」
「趣味ってわけじゃな…い、です」
ふぅん、と興味なさげな声にじゃあ聞くなよ、と言うわけにもいかず史はしぶしぶ次に進むことにした。
「それではご奉仕、させていただきます…」
座席から降り、スラックスに手をかける。
「…手使わないとできないの?」
「…ッ、すみません…」
そう謝りつつ、口でチャック下ろすなんて器用な真似できるかと言いたげな顔に少しだけ客──羂索の口角が上がる。彼は専属CAのいない唯一のVIP。優秀は優秀だが従順なオナホばかりで飽きていたところだったのだ。いじめがいのありそうな…もとい、自分の興味を惹きそうな新人にもう少しだけ構ってやることにした。
「ほら、頑張って勃たせなよ」
目をぎゅっと瞑って先端にキスをすると、史はぎこちない手つきで玉を揉みながらフェラチオを始めた。
「…ヘッタクソなフェラよりご自慢の胸使った方が良いんじゃない?」
「………っ」
はちきれそうな胸をつついてやるとご丁寧に上から1つずつボタンを外そうとしたので制止し、上から4つ目のボタンだけ外すと隙間に股間をねじ込む。
「…っ、悪くないね」
シャツにぎゅうぎゅうに押し込まれたやわらかな胸に包まれ、少しずつ自身の硬さが増していく。
胸の中で育っていく肉棒を見ないように真っ赤な顔をそむけている史の頬をぎゅむ、と掴む。
「パイズリご奉仕は?」
「…すみません」
両手から溢れんばかりのサイズの胸を掴み、上下に揺すりはじめる。
「…こ、こう、ですか」
「…はぁっ、単調な動きすぎ。それに先っぽしゃぶるとかあるでしょ。それでもプロ?こんなの本番でやったらおまんこ航空の格が落ちるんじゃない?」
「っ、すみませ」
「謝ってないで口動かしなよ」
胸からずるりと肉棒を引き抜き、目の前に突き出してやると目を見開いて固まる。
「処女のふりはうまいよねぇ、そういうのが好きな変態狙い?」
「〜ッ!」
きっ、と睨みつけてくるが何も言わずに喉奥まで一息に飲み込むと懸命に奉仕する。
「ん、っ、ぐ…っ」
苦しそうな吐息に時折鼻を啜る音が混じり始めたので一旦離してやると盛大に咳き込む。
「本当に研修受けたの?勃たせたらどうするんだっけ?」
「っ、ぁ、おまんこ、じゅんび…」
ふらふらと座席の手すりに乗りあげ、スカートをたくし上げると股間を羂索の顔に押し当てた。
「…っ、お、おまんこ、準備、手伝ってください…」
「…ぜんっぜん濡れてないじゃん、濡れないなら濡れないでローション仕込むとかさ、あるでしょ。ほら、腰引かない。ちゃんとおまんこ押し付けてなきゃだめでしょ」
「…ッ、さっきからッ!し、処女なんだから仕方ないだろっ!か、彼氏とかいたことねえし、給料いいから金稼いだらさっさと辞めて芸人やるつもりで入社したら訳わかんねえとこに配属されるし!こんなAVの見過ぎみてえな職場に慣れるわけねえだろ!」
「…は?本当に処女?この仕事してて?研修とかあっ…」
「研修でヤろうとしたときは痛くて入んなかったの!それに多分俺不感症だからオマ…お客様、相手でも多分濡れないし、だからもうやめ…ッ!?」
「不感症、ねえ」
熱い舌が史のクリトリスに触れる。
「…ひ、っ」
「ここ、どこに出しても恥ずかしい立派なデカクリになるまで開発しよっか」
「っ、や、やだ、」
「嫌じゃないでしょ、君たちはお客様の要望に沿って専属オナホやるんだから」
皮を剥き、小さなクリトリスに器具を押し当ててしゅこしゅこと空気を抜いていく。
「ひッ、ぁ……?」
つまめるくらいのサイズになったそこにゴムリングをはめると面白いくらいにびくりと体が跳ねた。
吸引され真っ赤に腫れ上がったクリトリスを口に含み、たっぷりの唾液で舐めしゃぶってやる。
「っ♡あ、あぅ、っ♡なに、これ、わかんな、ッ♡」
「クリフェラ、気持ちいいでしょ」
じゅうっと強く吸い上げると一際高い声が上がる。
「んうーーっ♡ん、っ♡」
本能的に逃げる腰をがっちり掴んで強く引き寄せるといやいやと頭を振る。
「や、やだ、イっ………!っ、っ…♡」
ようやく濡れてきたそこを指でなぞり、人差し指を浅く挿入する。
「ん、っ……いた、くなぃ…?」
「当たり前でしょ、こっちもプロだよ?処女相手にそういう趣味ないから」
「…なんのプロだよ……」
「んー?セックス?」
さらりと答えると絶句したように息を呑む。まるで処女みたいな…いや、処女か。それにしてもよくもまあこんなところに入社したものだ。私相手じゃなかったらどうなってたか。
クリを執拗に責めながら2本、3本と指を増やしていく。3本目が馴染む頃には時折自分から腰を押し付けてくるようになっていた。
「ん゛ぅっ…♡ん、っ…♡」
そろそろいいか、と指を引き抜くとぷしゃっと潮を吹く。
「へ?あ、あっ…漏らし、ごめ、おれ」
「ん?潮吹きも初めてか。気持ちよかったね」
「し、しお」
「ほらほら、呆けてないで頑張ってゴムつけないと生でハメられちゃうよ」
「ぁ、えっと、待っ、待って」
着崩れたジャケットのポケットからどぎつい色のコンドームを取り出し、もたもたと装着する。
ゴムをつけ終え満足げに油断している彼女をぐるりと回転させて柔らかな座席に縫い止め、長い脚を抱きこんで蜜壺を貫いてやるとひゅっ、と息を呑んだあと中がぎゅうっと締め付けてくる。
「…っ、すっご…」
「ぁ、ああああっ………!?や、なに、なにこれ…♡」
「相性良すぎでしょ、名器すぎ…っ」
理性を持っていかれそうな締め付けに眉を寄せて耐えながら奥までぐっと自身を押し込む。
「お、くっ…あたって…っ♡」
キスをすると、嬉しそうに中が締まる。
「っふ、ぁ♡きもちい、っ…♡」
深く舌を絡めながら容赦無く中を抉る。ゴム越しにもわかるほどとろとろに蕩けた熱いそこが初めて受け入れる雄に媚び、中にたっぷり出してくれと絡み付く。
「ん゛ぅっ♡お客、様っ…♡」
「そうじゃなくて、羂索、っ…」
「けんじゃくっ♡けんじゃくぅっ…♡」
初めての行為を終え、くたりと自分にもたれかかって眠る彼女をこのまま持ち帰っていいか一応確認する。あっさりと許可が降りたので互いの身なりを手早く整えると姫抱きに抱えて飛行機を降りる。
この土日でどう自分好みに躾けてやろうか。久しぶりの楽しみに口角が上がった。
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